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だいせっきんなのだが・・・
火星の大接近らしいのだけど、この時間(9時半過ぎ)では、マンション群の上、ユラユラの陽炎の中に赤い怪光がある感じ。
イニシエの望遠鏡で観てはみる。確かにデカイ。土星の本体よりは大きく、木星の本体(?)よりは小さい(24.3″)。
しかし、低空、マンションの上(建物が温まっているからかユラユラ)。20cmシュミカセ.で200倍もかけると像は踊っている。
しいて言えば、明るいオレンジ色の円盤の中に青カビチーズのカビの様な色合いの模様が見える様な気がする。
しかしシーイングが悪い。良い方を5とした5段階で1.5ほど。遠くの高台にあるマンション群の灯りもチカチカしている。
大気のムラムラというより、地上、低空の陽炎でユラユラと言う感じ。観ました。ナルホド大接近でした。模様はユラユラの向こうでした。
という結果。

金星は沈んでしまったから木星を見る。南西の方角は時々まあまあかな(3くらい)と言うシーイング。
縞模様とその間の怪しげな構造を伺うことが出来た。

そう言えば土星が南中している。火星(-2.8等級)、木星(-2.1等級)は明るくて目立つが、土星(0.2等級)は、やや暗いので目立たない。
でも、この時間、一番高度があり観やすかった。シーイングが少し良くなると200倍で本体の縞とカッシーニの間隙は良く分かる。

ここで、思い付き、土星をコンデジのコリメート法で撮ってみた(天頂プリズム使用および倒立像です)。
だいせっきんなのだが・・・_f0125367_23483701.jpg
接眼レンズ(ビクセンLV10mm)に撮影レンズを押し当てて、適当にズームして撮っただけなので、こんなもんだと思います<(_~_)>

この土日には台風が来たりで、大気の状態も悪いのですが、何よも今日は昼間の暑さで建物が温まっていることに拠る陽炎が目立ちました。

火星、今日が大接近という事ですが、急激に離れて行ってしまう訳では無いので、ここ暫くは明るくて、楽しめると思います。

参考:国立天文台_今日のほしぞら

あくび.記事

by afuroyan | 2018-07-31 23:33 | astronomical | Comments(2)
Commented by あり at 2018-08-03 00:22 x
をを美しいっす。火星はおっしゃるように低空で苦労しそうな感じです。土星はレモン色で眼視だとたいへん美しいです。ただ案外暗くて対象としては難しい部類に入ると思いますね。こっちは夜になると曇ってしまってさっぱりです。昼間に地表が暖まって夜に上昇気流が発生しているのかもしれません。
Commented by afuroyan at 2018-08-03 20:19
ありさん、コメントをありがとうございます。また
暑中お見舞い申し上げます<(_~_)>
こちらは、さっき雷雨がありました。建物に雨粒が当たると
「じゅっ」と音がするんじゃないか?と思うぐらい熱されています。

あまり、夜更かしも出来ませんし、マンションのベランダは夜半でも30℃越えで
他の部屋の室外機もゴーゴーで、どうにもなりませんね。
火星、もう少し高度を稼げると良かったのですが、それには12時過ぎまでかかるので
シーイング(陽炎)には悩まされます。
土星は動画からコンポジットでもやろうかと思ったのですが、南側ベランダで
極軸を合わせられなかったので、200倍で30秒もすると視野半分くらい流れてしまいます。
「レモン色」とても素敵な表現ですv
(ぼくは縞模様といいキハダマグロを思い出してしまいます)
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