「天の原 ふりさけみれば 春日なる 三笠の山に いでし月かも」
寝しなに阿倍仲麻呂の話を聞く。遣唐使で大陸へ留学し、望郷の念をもって詠われた、百人一首の中でもなんとなく知っている一首。 ついぞ、帰国できなくて大陸で客死してしまうのだが、うぃき.を読んでこの阿倍仲麻呂が李白や王維と親交があった事を知りビックリ。 李白、王維とくると、どうしてもマーラーの大地の歌へ関心が向く。 その歌詞は、おそらくは幾つもの又訳?を経て、さらには、マーラー自身の自由な解釈を含めて成ったと思う。最近、聴いているのは クレンペラーが指揮するフィルハーモニア管弦楽団とニュー・フィルハーモニア管弦楽団のダブルネームのEMIの録音。 ![]() また、メゾ.ソプラノ(アルトパート)のクリスタ・ルートヴィヒは、僕の中では代表的なマーラー歌手となっている。 今までは、器楽的(音響的)な関心の方が強く、声楽ですら器楽的に扱う(特には最終楽章)マーラーの作曲技法に驚きもしたが 歌詞の方は大筋を知っているだけで、ちょっとロコツな五音音階とともに、20世紀初頭の東洋の風情ってこんなモノなのかなぁと思っていた。 ところが、不思議なもので、阿倍仲麻呂と同時代の詩人の作が歌詞の素になっているのだと思うと、ちょっと深掘りをしてみたくなるのだ。 「Dunkel ist das Leben, ist der Tod. 生は暗く、死もまた暗い。」 そう、最初の楽章からして、実にすさまじい歌詞なのである。
by afuroyan
| 2016-03-27 18:32
| music
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