人気ブログランキング | 話題のタグを見る
まどうわれ
実はここしばらく、オーディオ関係のイベントに足を運んでいない。実物を見る、聴くというのは大変な勉強になるのだが、
見ながらそぞろ歩いたり、垂れ流されるガヤガヤに身を曝すのが最近は苦手に感じるからだ。
これは買い物でのデパートなどでも同じ。パブリックな場所での・・・パニック障害とかいうのとはチョッと違うと思うけど
>耳栓は必要悪なんだけど、(程度)周囲の騒音から自分を守るために必要(こっちの感受性が壊れている為)。
と前に書いた通り、こちらの問題なのだろう。

さて、よせばいいのにひんしゅくを買う様な事を書く。こうしたイベントへ行かないので、ニュースサイトさんで記事を見て
行ったような気分になっているけど、良く出てくる「ハイレゾ」にやっぱりヒッカカル。広義では44.1kHz/16bit 以上の
デジタル音声フォーマットをそう呼んでいるらしい。(DSDは脇に置いておいても)384kHz/32bit まである。
DACを自作したことのある人ならば(データシートを読んだことのある人ならば)、・・・fsが上がってもシステムクロック
(まあ、最近全盛のΔΣの素子なら128fs?⇒ 786fs ⇒ ・・・のことだからオーバーサンプリングの倍率の事と思っても良い鴨)
の上限は決まっているし、その結果、低オーバーサンプリング倍率になってしまえばデジフィル.の性能・具合がキツイし・・・
という事にすぐに気が付かれるかもしれない。そう、今は、fsを高くして行くだけではバラ色の世界は現れてこないのだ(タブン)。
また、32bitでS/Nが100と、ん十dB(何だか変)を謳っているけど、後々のアナログ段でこれは実効的には幾つになるのか?

これはWM8740のDACを作った時からボンヤリと考えてきたことだが、他にも色々と疑問は尽きない。


   翌日追記:読んでみたら自分でも良く判らない文章だったのでWM8740のデータシートからの抜粋を貼り付ける。
まどうわれ_f0125367_16471218.jpg
   WM8740のシステムクロックは実質36.864MHzで頭打ち。だから192kHzなんか入れたら192fsどまり。

   翌々日追記:茶飲み話で話したら「そんな倍倍ゲームがバラ色の結果だけな訳ないだろう。こんなこと前々から色んな人が言っているよ。」
   と云われてしまった。              ・・・ショボン


そして実際に各所で聴いてみれば、僕の耳がロ〇の耳かどうかの議論もあるけど「ハイレゾ」の音は実に薄く感じる。
別に40万の法則の話とかはしないけど、乱暴なお話、音質・音像と音場・情報量のバランス(の・ようなもの)が悪い気がする。
それと、PCの環境でしか扱えないコンテンツも多く、FCCかVCCI(現行のCISPR22でも24でもいいよん)程度の、
それも本当?に満足しているかどうかも分からない様なデバイスを持ち込むのにも、やっぱり「まだ」抵抗を感じている。

「便利なのと質が高いのとは違うんだよぉ~」と考えつつも、皿回しはCD(LPはCAVなので少し遠ざかっている)辺りの
フォーマットが色んな意味でのバランスが良いのかなぁと、最近は頭のどこかで薄っすらと考えている。

ひんしゅくと書いたけど新しい時流や技術に?を感じる方は何時の時代にも、どの瞬間にもいらっしゃる。
しかし、それでも時代は動いて行くし、技術は進んで行く。写真を撮られると魂が抜かれるとか(さすがに古いか)、
CDは20kHz以上の情報が再生できないから聴かない、と言っていた方々は、今どうしていらっしゃるのか?

「ハイレゾ」に対するアンチテーゼではないが、最近はこれでCDを聴くのが愉しい。
まどうわれ_f0125367_10472756.jpg
おーでぃおれすとあの時からも適当に手を入れているが、まだ愉しく聴ける。
な(ら)んつたって・・・14bitの4倍オーバーサンプリング(ただそれだけじゃないけど)だもんね(大笑
by afuroyan | 2014-10-18 11:50 | audio | Comments(2)
Commented by bmwk_rs at 2014-10-20 06:16
性能と感性・志向のバランスって難しいですね。
Commented by afuroyan at 2014-10-20 19:34
bmwk_rsさん、どうもです。
ホントそうですね。「ハイレゾだから音が良い」みたいな風潮になったら「デジタルだから・・・」と同じ事になりそうでコワヒです。それに、人それぞれに大切にしている音楽に対する思い入れ?も有って、それは各人で違いますから「これじゃなきゃ絶対にダメ!!」とは云えないと思うのです。ただ、「誰が何と言おうと認めざるを得ないポテンシャル(の・ようなもの)」も存在すると思いますし、それはそれで目指していかなければいけない一つのポイントだと思います。反面「音が出ればオシマイ。」の簡単・便利に出来ちゃうだけのモノだったら、きっと、その人は、「その先・・・」を意識するまでもなく、他の面白い事へ興味が移ってしまうかもしれません。少し意地悪なモノの言い方ですけど、オーディオの世界、もうチョッとぐらい不便で難しい方が、じっくりと取り組むべき趣味性を保持出来たのでは?とも思っています。
<< いまはもう きんもくせい >>