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ぼとる
実は、ここのところ頭痛に悩まされている。いや、なに、去年も今頃は悩まされて居る。
最近は五十肩はそれほどでも無いが、頭に来て居るのだ。

先週の日曜日であるが、自転車を漕いで近くを散走?し、お昼を食べて家に帰る時に、閃輝暗点が出た。
出先で、しかも自転車に乗っている時に出たのでビックリした。いつもと違う左側の視野に、それほどでも無い規模。自転車を降りて歩くか、
そのまま行くかを迷ったが、それほど大規模に発展しなかったので家に急いだ。家について薬を飲んで寝たので、何とかひどい頭痛は免れた。

その夜、調べ事をしていたらフィリップ・K・ディックのうぃき.に出会う。
中ほどに、神秘体験という項があり、抜歯後、鎮痛剤の解脱状態の後の一連の体験( "2-3-74")の中で、
レーザービームと幾何学の幻覚を見たことが記述してある。後々のドッラッギーな体験のきっかけとなるは、この幻覚体験なのだけど、
ちょっと読みは閃輝暗点そのものだなぁ。

という訳でフィリップ・K・ディックの著作を手に取る。最初の長編「偶然世界」。
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ボトル(おみくじみたいな偶然発生器?)が、最高執行官(クイズ・マスター)を決めてしまう、おかしな23世紀の高度管理社会のお話。
ハヤカワの文庫の装丁が真っ黒テカテカなのにも驚いたが、文庫の字の小さい事。老眼鏡の度を上げないと行が辿れない。
面白いのだけど、中々作品世界にのめり込めないのは、最近読書をさぼっていたから無理もないかも(要リハビリ)。

読書感想文は昔から嫌いだったので、読後の記事はタブン無いのだけど、フィリップ・K・ディックの世界は面白い。
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」(ブレラン.の原作)も、次に読み返す予定(は未定)。
by afuroyan | 2012-06-24 23:00 | etc. | Comments(0)
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