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べんと
鼻の詰まりは、だいぶ解消したけど、耳は少し違和感が残る。仕事場は風邪っぴきだらけ(自分も含め)だったので
やっと解放された気分も大きいのだが、まだ自分は治りきっていない。

そしてはこDaytonのPS180-8のシステムにてベントの調整をしてみる。
ポート、ダクト・・・色んな表記があるけど、海外のフォーラムではベント(vent)という言い方が圧倒的に多い。

この数日、12Hz、ボイスコイルの振幅2mm程度の入力でのエッジとダンパーの慣らし込みと、
音楽信号を使った、いわゆるエージング(この言葉が嫌いな人も多いけど)をしてきた。
よく巷では、「モーツァルトで鳴らし込むと良い」みたいなことを言う人がいるが、僕は全く、そうは思っていない。
スピーカー自体はモーツァルトを解さないし、ロック、ジャズ、クラシックなど音楽のジャンルを問わず様々な
音楽成分(周波数成分?強弱の成分?そしてミュージカリティー?)を与えるべきだと思う(焼き直しw)。

あ、脱線した。ベントの調整だ。
Φ70mmの紙管だけど、「大中小」の3種類を切り出してみた。底板を開ける構造にしたのでここから交換が出来る。
べんと_f0125367_12495379.jpg
「大」で45Hz、「中」で50Hz、「小」で53Hz、無し(板厚+@程度)で60Hz程度のチューニングになるのかなぁ。
大して違わないようにも思うが、この手のユニットではこの違いが大きく出る(ハズ)。

聴いてみればやはり、「中」が一番聴きやすい。オケもそれなりのバランスを示すし、他でもそうオカシイことにはならない。
「小」だとちょっと強調感がある。バスレフ効いてまっせと言う感じ。コントラバスはふくよかだけど、少し古い感じの音になる。
「大」だと少しオケが薄くなるけど、こういう音が好きな人もいる(と思う)。ただ、6半のチューニングとしてはちょっと低いのかも知れない。

倍・半分(は、無し《板厚+@程度》かな)をやれば良いのだろうけど、とりあえずは「中」でしばらくは聴いてみる。
アンプを変えるとまた感じも違うのかもしれない(現在5998Aシングルにて駆動)。ソリッドステートなアンプだったら
「小」でも膨らまずに「ガッ」と出るとか、「大」でも下までしっかり伸びるとかの違いがあるかも知れない。

フロントベントの弊害はあまり感じない。「2way(フルレンジは1way!!)のフロントベントは絶対に許せん」と言う方も知っているけど
中音の漏れは、ベントの位置と吸音処理で何とかなっていると思いたい<(_~_)>
by afuroyan | 2011-12-30 13:14 | audio | Comments(4)
Commented by bmwk_rs at 2011-12-31 07:25
私はダクトとかポート、エージングって呼びます。
本来の意味も海外の呼び名も関係なく、自分が昔から言いなれているので、今さら変えれないです。
ベントってベンチレーターのベントですよね?でも、なんか曲がってる感じがします。
Commented by afuroyan at 2011-12-31 10:32
bmwk_rsさん、それで良いと思います。
僕にしたって10年くらい前に知って「ところ変われば、名も変わる云々」程度に認識で
(おそらくは)「初めて文字にしてみた」ってレベルなんで。
ベントって「ベント開け!!」とか換気口のイメージですね。
さて、午後は掃除がてらCD300AⅡの出力をつないでみたいのですけど
コードが届かない。挫折するかも。
Commented by yu at 2011-12-31 15:43 x
初めまして
私のメインspはずっとFE103のBS-10です。
低域高域の落ちは仕方ないですが、あのボーカルの美しさは他にはありません。作りやすさ、バスレフの鋭い低音も魅力です。
今回の記事に関係なくて申し訳ないのですが、 あおいひかり という記事の5881はどこのメーカーでしょうか?
自分は真空管で青く光るものが好きなので7581Aでアンプを作ったのですが、あそこまで青く光る5881は初めて見ました。
できればメーカーや入手場所を教えて頂けませんか?

いろいろ呼び方がありますが、自分は長岡鉄男さんのスピーカーを多く作っているのでダクトと呼んでいます
Commented by afuroyan at 2011-12-31 18:09
yuさん、はじめまして。よろしくお願いをいたします。マルチのホーンをメインにしていても結局はフルレンジとの間を行ったり来たりするものですね。僕も初代FE103(フォスター電機銘?)の音は一つの基準点を形成しています。さてご質問の5881ですがこれはソブテックの「5881/6L6WGC」という品名で90年代に購入したものなので、それ以前の製造品です。今も同じ名前でソブテックから出ていますがまったく同じに光るかというと、それは判りません。この青い光の発生は、記事にも書いていますがガラスの材質(原料・添加物)に強く左右されると思います。当時(90年代)と同じガラス材を使っているとは思えませんし、製造工程(ガラス管の洗浄工程なども含めて)もだいぶ違ってしまったと思います。自分は持っていませんが2・3年年前に「PhilipsECG 7581A(緑のプリントで白箱入り)」が、店頭で動作しているのを見たときにすごく青く光っていました。店の方に訊くと「これはみんなそう。明るい所でもよく判るよ」との事でした。管種だけでなく何処の何時ごろの製品かで大きく違うような気します。ここ、色々の書き溜めですが、また遊びにいらして下さい。良いお年をお迎えください<(_~_)>
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