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すりっと
きっとで組み立てた特価品のエレキットのTU-879S
熱い(正常なんだけど地震があったので、消費電力が気になっていた)のと、なんか?があって、GWのEL84pp
関心が移ってしまったので、ほったらかしにしいて埃まみれなのだ。 今日、引っ張り出して聴いてみて「アレレ?」と気が付いた。
出力端子(スピーカー端子)にスリットが入っていないのである。人には「入れたほうが良いですよ~」とか言っていて自分でやっていない。
これは遺憾<(_~_)>

ここ、準?アンペア単位がドカンと流れてしまうのでこのスリットがないと、ワンターンコイルが出来てしまい奥行き感や空間の
大きさが出にくい、「のぺっり」とした音になりがち。でじあんぷ のようなもの や しゃーしー でも言及している。

リアパネを外してジグソーでガガーっとやってしまう。
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スカッと抜けて、ふわりとしたシングルアンプの良さが出てきた。
奥行き感が自然な感じに現れてきて、収録場所の空間をイメージすることが容易になった。スピーカーからの音離れ?も良い。

チェンジニアリングに勤しみ部品の銘柄を云々するよりも、こうした基本的なところを押さえて行くことのほうが「まずは」大事なのだと、
改めて思う。併せては、すぐにそういうことに走ってしまい、基本的なことを置いてけぼりにしがちなので、自戒の念も新たにする。


以下、ベンチマーキング。
アキュフェーズのパワーアンプ http://www.accuphase.co.jp/model/a-46.html
ラックスマンのパワーアンプ(入力端子まで切ってある) http://www.luxman.co.jp/product/images/pa_m800a/photo.html
TADのパワーアンプ http://tad-labs.com/jp/consumer/m600/products.html
マランツのパワーアンプ
http://www.marantz.jp/jp/Products/Pages/ZoomImage.aspx?img=/Assets/images/products/JP_PM-13S2/XL_PM-13S2_back_JP.jpg

後日追記:ヤマハのAVレシーバー
http://data.yamaha.jp/sdb/local/products/images/49348/12075/49348_12075_1.jpg

EMCとの兼ね合いから、デジタルアンプだったら出力フィルターとの関係から、「こんなのやらなくてもいい音は出るよ」という考え、等々から
これをやらない理由はいくらでもあるだろうけど、僕はアナログアンプでは必須だと思っている。

モチロン、スピーカーの入力端子側でも同じことが言える。
金属のプレートに入力端子を生やかすと格好は良いものだが、これをやっているのかな?

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by afuroyan | 2011-10-15 23:59 | audio | Comments(4)
きっと
次のオーディオねたは95dB/W/m以上の能率のスピーカーを作った~と、するつもりだったけど何故かブレてしまった。

キットで真空管アンプを作った。エレキットのTU-879S。6L6GCシングル、8Wちょい。安く出ていたのでチラチラとは
横目で見ていた。「今さらキットねぇ」という気持ちも有るけど、最近工作をしていないなと思い、勉強を兼ねての製作。
やはり、半田付けが恋しくなる?のでしょうか。そう言えばキットは成人してからは作ったことが無かった。
高校生の頃、ラックスキットのA800シリーズやA500シリーズを作ったことが有るけど、良く出来たマニュアルに助け
られてプラモデルを作ったような感覚しか思い出せない。
その後、成人してから?は、専ら本を見て電卓片手に作ってきた。

正直言えば、家で(お店でなく)メーカー品の真空管アンプを聴いた事が無いのだ。無論、店では沢山聴いた事が有る。
でも、あんなに他の機器(特にはスピーカー)があって、スピーカー切替器のような「ジャングル」が接続されている環境で
何が判るのだろう・・・・か?・・・・話がそれた、で、メーカー製の真空管アンプを家の環境で聴いてみたいなと思ったのが
直接の動機。でも、ちょっと聴いてみるには完成品は値が張ったので特価品のエレキットとなった。

箱姿で7kg程度。片手で持つには、ちと、重たい。エレハモ.の6L6GC⇒6L6EHが付いている。
初段は12AX7(大陸製)。
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しかし、このおサルみたいな顔のマークは何でしょね。このマークは上画像の裏側に赤いプリントで入っている。
丁寧、いや「コレ位の物を組み立てようと思う人は判っているよ」と思いたいけど、そうでないことが往々にしてあったり
した?のでしょう、事細かに書かれた組み立てマニュアルが添付されている。また、しくじった時のスペア部品の購入や、
組み立てたけど動かなかった時の手直しサービスまで案内されている辺りは、長年この手の組立てキットを手がけて
来たから出来る事だろう。
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部品は小さなビニール袋に小分けになって入っているけど、マニュアルの組立て順に沿って入っているわけではないので
組立て後半の方になると全部の袋に穴が開いてしまう。ネジなどは+@の個数が入っているが、これは心臓に悪い(笑

主要回路はプリント基板にて組まれる。ガラエポ.が奢られシルクもキチンと入っている。W数の大きな抵抗器の下など
大きな放熱用の丸孔が開いていたりする。ケミコンが基板丸孔を貫通して取り付けるようになっていたりしてタマゲる事も
あったけど、ランドの設計も的確だし、部品の配置もそんなに変わった物ではなかった(出力管の間に有るケミコン類は
低ESR品、105℃品)。基板に部品マウントし終えるには3時間もかからないのでは?と思う。
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回路は初段に12AX7を半分ずつ使い、出力段は6L6GCのビーム(5極)管接続。普通のCR結合、自己バイアス。
アンプ部はなんら変わった事はしていないけど、高圧B電にFETでリップルフィルターを組んでいたり、初段の
ヒーターを交流点火ではなく直流点火していたりしてS/Nの向上に特に気を使った設計がなされている。スイッチ類も
アースを取る為だけにわざわざ別基板を設けたりしてボディエフェクトノイズ対策がなされていてノイズに気を使った
設計がなされている。さらには初段で生じるグリッド・オフセットを切る為のカップリングコンデンサーも入っている。
反面、その初段直流点火のヒーターの間に初段管をライトアップ?するLEDが挟まれていたりもして、ちょっと笑える
(LEDにはフィルムコンをパラう)。とは言え、凝った意匠・機構も再現性の良い設計で一発で組上がり、全体で6時間も
時間をかければ音が出てしまうのも優れた設計の結果だと思う。

出来ちゃえばこんな。
基板タイプの真空管タイトソケットがとてもきつくて真空管を挿しづらいことと、件のライトアップがイマイチなのと、
寸法比が変わっていること以外は余り気になる点は無い。
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音はなんだか軽め。同じビーム(5極)管接続の6BM8のそれと比べても軽め。というか下の方が寂しい。
出力トランスも結構大きいのを使っているのに、6BM8に負けちゃうのは何故と回路図を見ると初段カソードは2kΩに
100μF、出力段のそれは330Ωに100μF。初段は良いけど出力段はカットオフ周波数が高いのでは?CR結合も
0.1μFに330kΩなのでもう少し下げたい。後段に出力トランス、そしてさらにはスピーカーがつながるとは言え、
低域のカットオフはせめて1Hz以下にしないと、なんだか低音が軽くなるし音楽がつまらなくなる。

『人間の耳は20Hz以下は聴こえない。スピーカーだって満足に再生出来ないのだから、そんなに無闇に低域のカット
オフを下げても意味が無い。』ということを言う方もいらっしゃる。だが、初段のカップリングを廃し、段間のCを
0.47μF、初段カソードのCに470μFを出力段のそれに1000μFをパラってやるだけでグッと再生される音楽は生々しく
そして面白くなった。自作なら当たり前の計算値だけど、メーカー製だとコスト等の制約から判ってはいるけど(本当?)
出来ない事もあるのだ。    ・・・と、ここは思おう<(_~_)>

加えては「改造なしで出力管の差替えが可能なハイコストパフォーマンスモデル」というのが謳い文句では有るが、
どう考えても6L6GCとKT88を差し替えても良い設計というのは、6L6GCの方に最適化してあるはずだから、
KT88にとっては物足りない動作であると思う。手元に大陸製の6L6GCより大きな定格の球があるので、
一緒に並べての画像を撮ってはみたけど、ただ、差し替えても動作しますよ、と云うのと、(このB電圧での)
ベストの動作とは、全然、違うような気がしてならない(結局まだ真剣に「ただ、差し替えて」は聴いていない)。
恐らくは、KT88や6550を挿すなら自己バイアスのカソード抵抗の値をもう少し小さくしてやらないと、
電流を流した、それらしいガッツの在る音は出ないと思う。  

長々、御託を並べてみたが総じて良く出来たキットであることは間違い無い。
「音はなんだか軽め」と書いてはみたけどこれは僕の個人的な趣味。諭吉さん3枚ちょいで8Wという(球アンプでは)
高出力が得られるアンプが、手に入るのは素晴らしい事だ。出来上がりの意匠も、弁当箱に穴あけして・・・の
自作品とは比べものにならない。でも、自分で負荷線を引いて、部品を集めての自作と違って、組上げただけとは言え、
プールから帰った時のような感じの疲労感、いや、モヤモヤ感が在るのはナンデだろうか?

(やっぱりオシロ.を何とかするかなぁ・・・・・)

追記:そうそう、これをやらなきゃアンプを作った事にはならないのだ。
大概の方はケーブルだの、インシュレーターだの、コンデンサーの銘柄だの・・・何だか怪しげなのには、ご熱心なのだけど、
「これ」みたいなのは余り気にかけられていない(いや、考えもされない鴨)。皆さん、「これ」どうなさっていますか?
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by afuroyan | 2011-02-13 21:58 | audio | Comments(4)
あおいひかり
最近、ネタに困るというと語弊がありますが、花粉が怖いのと風が強いのとで
まともな外写真を撮っていません。そういう時はオーディオのネタが続きます。
朝、目が覚めてアンプに灯を入れる。ふと見ると青い光が!
すわ!異常動作かと思ったけど・・・

①グロー放電(ああ、これだったらすでに終わっている・・・南無・・・・・・・)
②蛍光(まあ、中は電子が飛んでいるからね)
③ガス(水銀、ネオン等)入り管の発光(ガス入りの球なんか、持っていたかなぁ?)
の3つくらいの場合を考えた。

①グローだったら真空度が怪しいので一大事!
②球の中では熱電子が飛んでいて、それがガラス等に当たることで
運動エネルギーが光変換されて光を発する。
③水銀入りの整流管や定電圧放電管ならこれだけど、出力管だからねぇ。
で~、調べてみると、どうやら②らしい。出典:真空管内部に青い光があるのは真空度低下のせい?(←現在 Service Temporarily Unavailable になっている)

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5881(≒6L6GC)プッシュプルアンプ(埃はゴメンナサイ)。
これを暗くして見ると、
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特に右から2番目の球がはっきりとしている。

グロー(紫青色)でなくて、つくづく良かった(あたりまえだ!!)。
頭のどこかでは知っていたけど、こうやってデジカメで撮ってみるとなんか凄い。
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by afuroyan | 2007-03-21 23:02 | audio | Comments(4)