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ふらま.
お下がりである。
先日、実家もとい両親宅へ行ったら親父が「捨てちゃおうと思ってんだけど」とカメラを出してきた。
Konica C35 flashmatic1971年発売のコンパクトカメラ。
確か横浜のダイエーで親父が買ったのに付き合っている(ウソこけ、連れて行かれただけだろ)。
その後、大桟橋にロッテルダム号を観に行ったような記憶が・・・。
で、お下がりである。即、引き取り。
思えばある年齢からの写真はみんなこれで撮っているはず。僕は何度このレンズをくぐり抜けてきたことか。
「flashmatic」ということはガイドナンバーをセットしてやれば、それを距離で割ってくれて、
そのまま絞り値(@ISO100)にしてくれるということ。外光・TTL調光以前の機械式調光だけど
よく当たった気がする。なんと二重像一致式の距離計が付いていて、プログラムEEが付いている。
メーターも動くし(水銀電池がまだ生きている)、二重像も健在だ。
だが、モルトベタ。
高度経済成長期の大損失。カメラのモルトとスピーカーのウレタンエッジ。

で、モルトの貼替えをする。

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もう剥がしちゃったあとに「ハッ」と思って撮った。
例によって家にある大抵の溶剤を駆使してベトベトを
取る。最後は無水アルコールで仕上げ拭き。
(実は恐ろしいことが判った。親父が自分でモルトを
補修していた。しかも裾上げした背広のあまり布で。
ロシア製のカメラが麻ヒモで遮光しているのと同じ)

f0125367_14113270.jpg


市販の裏糊付きのモルトを貼る。
蝶番の部分など裏糊付きなんで入って
いかないので押し込む感じ。
上側の細い溝の所はもう目をつむって
押し込むしかない。
もう少し薄いモルトにすれば良かったかも。

あとは外観を少しキレイにして(アタリ多し)
ダミーフィルムを通して具合を診る。

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HEXANON 38mm F2.8  どんな描写でしょうか?
Φ46mm⇒Φ52mmのステップアップリングでフードは付けてあげたい。
試写結果はいずれこの記事で。

8月1日追記:作例ってほどじゃないけど、通勤時のスナップ。
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電車が防護無線で止まってしまった。中からガラス越しに、ふと見上げるとツインタワー。
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Konica C35 flashmatic
HEXANON 38mm F2.8
DNP Photo Marketing CENTURIA 100

フードはどうやってもファインダーが蹴られるので、手持ちの退色したΦ49mmのフィルターを枠だけにして2枚重ねて
Φ46mm⇒Φ49mmのステップアップリングで着けている。EEの受光部がレンズ脇に無ければ、フジツボ君
フードみたいのを作ろうと思っていたのに・・・。
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by afuroyan | 2008-07-27 13:47 | Photo Equipment | Comments(10)
つうしんぼ
ブログ通信簿だそうです。おせっかいなものがありますねぇ。
http://blog.goo.ne.jp/XMLRPC へpingを送っていると作成してくれる。
で~ここの(僕のではない!)通信簿。
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まだ、10才だそうで。写真家なんか目指さなくてもいいのに。

ほどほど面白いけど、ほどほど白けた(かも)。
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by afuroyan | 2008-07-25 22:19 | etc. | Comments(2)
あとぬり
リコーのXR-7MⅡ(僕のはアースブロンズ)。軽くてお気軽なのでよく使っていたが落とした。ペンタの向かって
右側の角が凹んだ(プラだけど)。巻き上げレバーのところも塗装がはがれて来てそのカスがハラハラしてくる。

後塗りをすることにした。

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巻き上げレバーとかを取って、上カバーをはずす。
中は90(80?)年代の電気カメラ。
(エピソード6でダースベイダーのマスクをはずす
シーンを思い浮かべてしまった)
次いで底カバーもはずす。

f0125367_1958562.jpg

上から。
のしイカが出てくるけど配線材も多い。何のための
のしイカ?とも思うけどチップも大きいし、
作りもこなれている感じがする。シャッターダイアルの
下の緑の基板がもう完全に電気カメラって感じ。

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底から。
実は下の写真を撮るためにBessaflex TMの
底カバーを外したのだがピタリとはまる。
しかもBessaflex TMのは金属製で肉も厚い。
でも、巻き上げ軸の下は丸見えになってしまう。


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参考にコシナレンダー謹製のBessaflex TMの
底から。
似ているのは当たり前
こっちは機械式のセルフタイマーが付いている。
巻き上げ軸の下はワインダー用のカプラー。

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仕掛かりはタッパーにて保存。
ここまでが先週の仕事。
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ラッカーシンナーでつや消しの塗装をはがす。
下はプラスチックに無電解メッキで金色だ。
このメッキがあるのでラッカーシンナーでも
基材のプラスチックが溶けない。

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ぶつけた所を耐水ペーパーで研ぎ出して
見るとプラスチック自体は黒色だった。
外すのが大変だと思ったシューなどを
マスキングして塗装中の持ち手を付ける。

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耐久性など全く判らないけど、プラモデルの
スプレー塗料でシューっと塗ってしまう。
塗装後に少し部品を付けた様子。
ジャーマングレーという青みがかった
濃いつや消しの灰色。
あとは組上げるだけ。

我が家に残っている唯一のMF、Kマウントレンズを着けて。
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組上げてみたはみたが、リコーのネームが入っていた場所がノッペラボウ。
変なレタリングをするの何だかも気が引けるのでそのままにしておく。
革張りに相当する部分(ゴム)の塗装も傷だらけだがベタついたりはしないのでこれもそのまま。

いずれ、はげて来たらまた違う色に塗るかも・・・。

で、翌々日追加:作例ってほどじゃないけど今日コレで撮ってみた。
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もう一枚。
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Ricoh XR-7MⅡ(改)+マウントアダプターK
Carl Zeiss Jena DDR Tessar 50mm F2.8(M42)
DNP Photo Marketing CENTURIA 200
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by afuroyan | 2008-07-19 22:57 | Photo Equipment | Comments(10)
あないでんてぃふぁいど・みすてりあす・あにまる
俗に言うUMA(Unidentified Mysterious Animal)というやつ。
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Nikon D200
Ai AF Nikkor 35mm F2D

暑い日でした。
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by afuroyan | 2008-07-12 21:26 | digital | Comments(0)
てっさーしゅうり
Carl Zeiss Jena DDR Tessar 50mm F2.8(M42)

f0125367_2259358.jpg



絞り込みピンが折れていたのでジャンク。
東側ツァイスの元祖テッサー。
抜けが良いので好きで良く使います。
先日、気持ち良く使っていたけど
急に絞りが粘ってF8ぐらいまでしか
絞れなくなっちゃいました。修理します。

f0125367_2395820.jpg







手っ取り早く前玉から。フィルターネジの切ってある銘板を外して
次に前玉を外します。前玉の1群目と2群目はASS'Yになっていて
分解が怖いのでそのまま。

f0125367_2319146.jpg





後玉の3群目はマウント側からリングで止まっている
ので普通に外す。外した前玉(左)と後玉(右)とその
リング。紫っぽいアルマイト処理が日光の一つ前。
コバ塗りは普通かな。

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前側から。油ベッチョリ。

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マウント側から。こっちも油ベッチョリ。
絞りは貼り付いている。

f0125367_2329515.jpg



鏡胴(外装ですな)からレンズ部分を抜いてしまい、
絞り羽根の部分を分解して、ベンジン、ライターオイ
ル、エチルアルコール、エチルエーテル等あらゆる
溶剤を駆使して油を除去する。
また、その油にじみの元凶の絞りリング周りのグリス
もキレイにすると同時にヘリコイドのグリスアップも
同時にしてしまう。

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絞り羽根の5枚あるうちの1枚(少しブレた)。
溶剤で洗浄後。羽根が貼り付かないように表面が
ザラザラに仕上げてあるのだが、長年の使用で
ツルツルになってしまっている。
ピンセットでつまんでいるところのピンが
この後上からかぶせるリング(上の画像右上)に
固定され絞り羽根の裏側に出ているピンが、
上の画像の微妙なカーブの溝に入り、上から
かぶせるリングが回転することで、鎌が動くよう
にして絞り込まれる。

f0125367_23463298.jpg

いよいよ、絞り羽根を組み直す。時計回りに
絞り羽根を置いていく。画像は4枚置いたところ。
次の5枚目は鎌の先を1枚目の下に
差し込まなければならない。ぶきっちょふろやんは
これが出来なくて、カンシャクを起こしかける。
6枚絞りのもあるみたいだが、僕には5枚で充分!
あとは上からかぶせるリングを組み込み
前述のピンを固定して絞り込みリングの連動レバー
など周辺を組み直して行く。鏡胴にレンズ部分を
組み込んで、ヘリコイド位置をざっと合わせて
あとは前玉、後玉を元に戻して一応は終わり。

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マウント側から絞り込んだ状態を見る。まずはOK。
あとは昼間に信頼できるボディで無限遠を出して
修理完了(のはず)。








最近は物を直してまで使うということが少なくなりました。生活一般のものは
百均の様なところで買ってしまいますし、電気製品も進歩が早く、内部も修理が
難しい高密度実装になってしまって基板ごと交換修理になってしまったりしています。
直すよりも、新しいのを買い換えたほうが安かったり(また新機能が手に入ったり
してお得感があったり)します。
そんな中で、買えば1万~1万5千円くらいのレンズですが、修理して中の仕組みを
知って、また使って行くのもちょっと贅沢(?)な愉しみだと密かに思っています。

で、翌日試写を追加
M42⇒Fマウント(ボディ) アダプター(補正レンズ抜き)でD200につけて(無限遠は出ません)
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けむしーんが「いもむしーん」になりました(終齢幼虫?)。

鏡胴(外装ですな)内側でのレンズ部分の位置をヘリコイド周りで調整できるので
前述Fマウントへのアダプターをつけて無限遠を出しても良いのだが、ウチにはテッサーといえばフジツボ君もあるので
これはM42が素直に付くボディで使って行きたい。
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by afuroyan | 2008-07-05 23:01 | Photo Equipment | Comments(8)