くらうん
低音用のパワーアンプにLM3886アンプをあてがっているので今のうちにアムクロン
(米国本社名クラウン:CROWN)のDC300A SERIES Ⅱを掃除する。
こんなアンプ。
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無骨。リアのヒートシンクとトランスに挟まれたケミコンがちょっとカワイソウ(2006年交換)。
天板のパンチングメタルをはずすとサービスマニュアル33ページにある電源電圧切り替えタップが出てくる。
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これで100V~240Vまで対応する。トランスとメイン基板の間はアルミ板一枚。もちろんハムは無い。
整流ブリッジは底板についている。
フロントパネルをガバチョと外すとメイン基板が出てくる。
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意外と配線材がもしゃもしゃしている。
メイン基板。後期バージョン(シリアルNo.81324以降)のもの。
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後期バージョンは外観的にはラックマウント金具のところのハンドルが無い。
回路的には前段のオペアンプが2個入りの物でなく1個入りのLF357が各チャンネルに1つずつ使われている。
なお前期型の内部はbmwk_rsさん記事に詳しい。
さすがはプロ機器。寿命の点で問題のあるケミコンの使用は最小限になっている。
幾つかを交換しようかと思ったが、テスターについている容量計でみたら全然大丈夫だった。

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LF357 KOREA製のセラミックパッケージだ。
同等の好みの(笑)J-FET入力のものに変えても
良いがそこまでしなくてもいいだろう。
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パワーTRとドライバーTR 。
4パラの出力段だが一組だけ違う。
さては飛ばして修理したかな?
いや、ドライバー?詳しく見ていない<(_~_)>

結局、開けました。中見ました。写真撮りました(コンデジ。眠い写り)。ホコリはらいました。
ってだけでまた元の様にした。

古いアンプだが、このモデルでモニタリングされたアルバムも多いことでしょう。
このアンプの最大の美徳は出力リレーを使っていないということ。
時々引っ張り出すHafler P1000 にしても保護回路に出力直列のリレーが入ってないのは凄いことだ。
どんなに良い回路でも、まぁ普通はリレー1個でアウチだかんね。
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by afuroyan | 2008-05-06 16:27 | audio | Comments(8)
Commented by bmwk_rs at 2008-05-08 21:30
ハンドルの有無なんて気づきませんでした。
ハンドルがあったほうがいいです。
ラックマウントしないのなら、足が無いし、角が丸くなくて、重量バランスは電源トランスに引張られるで、
けっこう扱いにくいです。

しかし、キレイですねー。
トランジスターにしろケミコンにしろ、私などは知らぬが仏で使ってます。

それと質問です。
出力直列のリレーって、そんなに悪いのですか?
私は聞き比べたことがないので。
単純に接点が増えるだけなら、接点なんてシステム内にいくらでもあるのですが...
素人の素朴な疑問にか~んたんにお答え願いまーすm(__)m
Commented by afuroyan at 2008-05-08 23:42
bmwk_rsさん、どうもありがとうございます。
また、勝手にリンク張りました<(_~_)>
これは、ラックマウントでネジ止めしたら後は知らないよ
っていう扱いをする性格の機器ですね。

キレイって少しは掃除した後なのです。フロントパネルの上の桟のところ、
水玉模様のホコリが残っていました。

出力リレーですが、か~んたんに言うと
『音声信号が通り、オン・オフするところで、
しかもアンペア単位が簡単に流れてしまう』 からです。
そこが電源スイッチや入力切替(ココも難しいですが)や
ピンジャック(一応挿さったら挿さりっぱなし)などの接点と
違い難しいところです。
例えばクリップ寸前の電流が流れていても何かが起きたら、
そうでなくても電源スイッチオフにされたら瞬時に負荷を
切り離さなければいけません。その時、接点には高温の
アーク(火花)が発生します。当然ことながら接点の
溶着、劣化等が問題となってきます。そしてこれらに
耐えられる様な接点構造、形状、材質が必要となってきます。

「まぁ普通は」これらと音質の両立が難しいんですよ
Commented by bmwk_rs at 2008-05-09 07:04
わかりやすくご説明をありがとうございます。

> 保護回路に出力直列のリレーが入ってないのは凄いことだ。

で、このアンプは出力直列のリレーをいれずとも、保護回路が機能しているということでしょうか?
マニア向けのアンプには保護回路の無いものもあるらしいのですが。
出力に並列ってのもあるのでしょうか?

質問ばかりですみません。
Commented by afuroyan at 2008-05-09 21:14
サービスマニュアル32ページに保護回路の説明がありますね。回路図を見るとパワーTRの一組のエミッタ抵抗でオーバーロード電流検出して電圧増幅段で電圧リミッターをかけていますね。あと、ヒートシンクに一次側フューズとシリーズにサーマルスイッチが入っていてオーバーヒート対策になっています。取説を見ると15ページに4.4 Protectionという項目があって何か一杯書いてあります。JTS (Junction Temperature Simulation)というのが売りらしいのですが、なんてこと無い前述の電圧リミッター回路です。ただ、DC(直流)検出の保護回路は付いていませんね。どっかが壊れてDCオフセットが10Vも出ていたらスピーカーのボイスコイルが焼けますからね。と思ってスペックを見たらF特はDCから謳っていますね。ということはこのアンプは前につながっている機器がDC漏れを起こしていたら、そのままゲイン倍して出力に現れてしまいます。最近のセットはミューティング(オン・オフ時のボツ・プツ音防止)とプロテクションの兼用(当たり前か)リレーで検出なんかもマイコンのA/Dポートでやっていたりします。これも時代なんでしょうか・・・
Commented by bmwk_rs at 2008-05-09 21:33
ありがとうございます。

こう言っては失礼かもしれませんが、
カラクリって本当に面白いんです。
機械であれ、電子であれ。

完全防備を求めるのか、ある程度のターゲットを定めて割り切るのか...
ご説明をきっかけに、ふつふつと更なる疑問が湧くのですが、
質問ばかりでは能がないので...

それにしても...ALTEC、楽しいです(笑)
Commented by afuroyan at 2008-05-11 19:23
>カラクリって本当に面白いんです。
最後に書きましたがマイコンの中でやられてしまうとカラクリも見えなくて楽しみ半減?です。
完全防備なんてムリムリ。少なくともベンチ上で再現可能な現象にのみ対応できるもので
複合的な故障にも対応するのは難しいでしょう。
オールテックいいな。38cmいいな。うちの11インチは気難しいです。

Commented by 3姉妹パパ at 2008-07-08 18:19 x
ケミコン周りの配線を始めとして、治したくてしょうがなく成ります。
以前から拝見してイライラしています(笑)
Commented by afuroyan at 2008-07-08 22:22
3姉妹パパさん、いらっしゃいませ。
開けてはみたものの「意外と配線材がもしゃもしゃしている。」にすっかり
毒あてられてしまいました。こんなフラフラ動く配線で性能が出るんでしょうかね?
びっくりしたのはオレンジの少し太い線で一次側の配線なんですよ。
でも悔しいかな出てくる音はクラウンの音なんですよね。
電源事情により2次歪みでDC重畳状態になるとトランスが偏磁されるらしく唸りますね。
するとリーケージフラックスも増えるらしく、さらに低音が太ります(-_-)zzz
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