ぜんせいきのおんがく
コンサートから帰ったら、10時を過ぎていた。
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プログラムは
ウォルトン作曲 ヒンデミットの主題による変奏曲
ブリテン作曲 ヴァイオリン協奏曲 op.15
ヒンデミット作曲 ウェーバーの主題による交響的変容

指揮:クリスティアン・アルミンク
ヴァイオリン:イザベル・ファウスト  
新日本フィルハーモニー交響楽団の定期だ。

イワユル、無調や極端な実験性を伴わない20世紀の音楽。一部の人達は現代音楽に分類するかもや知れない。
正直、ウォルトンは良く知らない。だが、この「ヒンデミットの主題による変奏曲」はすごく良いかも。
別に避けて通っていた訳では無いが、不思議と家には一枚も無いので、これから探求してみたい作曲家だ。

問題はブリテン。知らない曲なので、ようつべで予習をしたが2楽章にヴァイオリンのトレモロの上で、
ピッコロとチューバがデュエットをするという、すごい変な箇所があることが判った。
ヴァイオリンのイザベル・ファウストはしのしんぴでベルクのヴァイオリン協奏曲を聴いている。
今回、改めて感じたのは、明解でありなおかつ、とても丁寧な演奏をする奏者だということ。
この協奏曲、どこかスペインのかほりがする中、次第に暗く不安な、迫り来る戦争の悲劇を暗示するような楽章を経て、
最終楽章の透明な響の中に終わっていく。後の問題作?「シンフォニア・ダ・レクイエム」や「戦争レクイエム」へと
続く表現の始まりを感じることが出来る名曲だ。ピッコロとチューバのデュエットは実演を聴くと、
とてもハッキリ・ケッパリと表されていてビックリする。プログラムにはブリテンは様々な作品で
チューバを不吉なものの象徴として用いた(ホンマカイナ?)と、書いてある(??)

さぁて、最後のヒンデミット。オーケストラのほとんどの楽器にソナタを書いてくれていたマメな方。
モチロン、チューバソナタもあるのでアリガタヤ<(_~_)>
「ウェーバーの主題による交響的変容」は良く知っている曲ではあるが実際に生を聴くのは初めて。
ちょいと音がグジョグジョと入組んでいて、ヤヤもすると見通しの悪い事になってしまう曲だと思っているけど、
アルミンクの指揮は闊達で、プレトークで出てきたヒンデミット自身が語ったとされる「鋭さ」も適度に出ていて
良い演奏だった。あくび.は第2曲の「Jazzy」な部分が良く判らなかったという。この辺りは復習が必要かもしれない。
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by afuroyan | 2011-07-29 00:52 | music | Comments(4)
Commented by bmwk_rs at 2011-07-29 04:11
さすが、そちらでは珍しい曲目でのコンサートがありますね。
こちらではキマリものばかりです。
私の知識と情報不足かもしれませんが。
Commented by afuroyan at 2011-07-29 21:42
bmwk_rsさん、それでもやっぱり音楽室に肖像画がある作曲家のプログラムが多くて
入り口で貰うチラシがツマラナかったりもします。
初演の作品の演奏会などにも積極的に参加して「リアルタイムの聴衆」の役割をはたせれば良いのですが
これまたアカデミズムの猛毒で、とても普通に聴けるモノではなくなってしまっていて困ります(^^ゞ
そうそう、オケってやはり移動が大変らしく楽屋口には楽団のネームの入った4トン車より大きいトラックが
2台止まっていましたっけ。
Commented by scanandyou at 2011-07-30 10:20
ピッコロとチューバのデュエット、想像しただけでなにか奇妙な感じがしますね。違和感がぬぐえない?ような。蛇足ですが、イザベル・ファウストの新譜『ブラームス・ヴァイオリン協奏曲』も良いという噂あり。
Commented by afuroyan at 2011-07-30 22:20
scanandyouさん、実に楽器の世界は不平等・不公平でしてピッコロなんてケースは
筆箱サイズでしてフルートと持ち替えとしても、凡そは、常識的な荷姿になるのでしょう。
そのピッコロとチューバのデュエットなんて・・・ガクガク(((( ;゚Д゚))))ブルブル

「ブラームスはお好き・・・?」  いやぁ、何とも・・・・<(_~_)>
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