ながすぎる
ふと、カメラ棚をみるとTC-16Aが恨めしそうに暇をかこっている。F4とMFレンズの間にコレを挟めばAFでピント合わせが
出来る。勿論、焦点距離は1.6倍になる。マスターレンズ(MFレンズ)のピントリングを動かすことも出来るので、ある程度
MFレンズでピントを合わせて、次にF4のシャッターボタン半押しでAF動作させる使い方が出来る。難点はAFの合う
距離範囲が狭いこと。MFレンズを∞にあわせておけば、まず∞は合焦する。問題は近い方。上の方法でMFレンズで
大ザッパに合わせてからAFスタートさせるのがうまい使い方だと思う。もっともピントリングを動かしたら、そのまま∞への
合焦は難しいかもしれない(AFの合う範囲が狭い為)。この感覚はコンタ.のAXのバックフォーカスAFの感じに
似ているのかもしれない。実はルビナーの500mmをF4でAF動作させたくて買ったけど(15年ほど前)、合成焦点距離
800mmなんてちょっと気楽には扱えないのであまり使わなくなってしまっていた(モッタイナイ)。
他のMFレンズを使っている時でも、F4では露出制御もキチンと出来ていたのでもっと使ってやるべきだった。

目が合ってしまったので「F4以外は、ナンに付くのかな?」と検索をするとF501、F801、F90、F5で使えるらしい。
最近のデジ一には使えないのか~と思えば、「TC-16A 改造」の検索をすれば「鳥」関係の人達がBORG(望遠鏡)を
AF化する為の結構な数の改造記事を書いてくれている。ニコンボディの人はこのTC-16Aをデジ一でも動作するように
改造して、ペンタ党の方は現行品(!)の1.7倍のAFコンバーターを使っている。他のメーカーの方はというとAFレンズを
1つ潰して、中のIFユニットを使っている(凄いかも・・・)のだ。

D200でも使えれば色々と面白い事が出来るかもしれないととっかかるが、やることは簡単。
後玉を上に見て右から3番目(2番目はブランク)のカプラー接点を、6番目に移せば終わり(配線も)。6番目、改造前は
ブランクだからピンバイスでクリクリやって穴を開けてしまえば良い(画像背景の黒いシミは削り屑がボケたもの)。
f0125367_20272521.jpg
と、書けばホント何でもないのだが、こちら老眼。細かい作業が苦痛になってきている。おまけにブキッチョなので、
手先も思うように細かくは動かない。半田付け自体は楽勝だが、部品の位置合わせが出来ない。そうやって同じ工程を
30分も失敗してはやり直しの繰り返しで沸騰しかけているのに、毎日が日曜日の方から延々と続く電話がかかって来て
とうとうカンシャクが爆発。その後、すぐに自己嫌悪モードで「シュン」とするが、目前にはまだ改造途中のTC-16Aが
お腹を開けている。気を取り直して何とか改造を終了するも、D200側の設定を「絞りリングで絞りを設定」にしても
絞り表示がF1のまま。つまりはTC-16AのCPUがそう送っちゃっていて、そのまま動かないということ。やはり、
露出制御が出来ない。付けたMFレンズ開放F値がボディに伝わっていないし、絞りを回してもその情報をD200は
受け取らないみたいだ。思ったとおり固定絞り(望遠鏡やミラーレンズ)のレンズか、プリセット絞りみたいなレンズでの
絞込み測光でないと露出計は上手く動かないということ(らしい)。このことから考えると露出計もキチンと動くF4は、
ある意味、最強のフィルムカメラだったと思う。
あと、改造するとF4では使えなくなるので、もう1個欲しいなと考えているけど中々見つからないので少し驚いている。
これ、そんなに珍しいアイテムだったかなぁ?

で、セオリー通り?ウチにある BORG 76ED(初代:D=76mm f=500mm)に付けてみるもF値が暗くてAFセンサーが
動いたり、動かなかったりと動作が不安定。もう少し調べてみると「鳥」関係の人達はKenkoのクローズアップレンズを
レデューサーとして使ってF値を小さく(明るく)していた。手持ちを探すと、アストログラフ MK-69 の2インチ径0.6倍の
レデューサーがあったのでそれを使ってみると、とても安定した動作となった。都合、合成焦点距離は単純計算だと、
500×0.6×1.6=480mm(F=6.3)。35mm判換算で720mmのAFレンズとなる。
f0125367_20492543.jpg

作例はこんな。
f0125367_19291017.jpg
換羽が生え揃わない?見張りスズメ。このスズメの群れは複数の見張りがいて、カラスやオナガにいじめられないように
絶えず警戒をしている。実に用心深い。この日はどん曇で暗いのでシャッタースピードを速く出来なかった。
AFはスムーズでなんら問題無いのだが、シャッタースピードは1/1000秒よりも速くしないと三脚を使ってもブレて
しまうかも知れない。「鳥」関係で手持ちでも素晴らしい絵を得ている達人もいらっしゃるけど、とてもとても<(_~_)>

そして、ルビナーに付けてみれば前の記事の画像となる。遠くの高圧電線の間にゴマ粒の様に見えていた機体も機種が
ひょっとしたら判るかもしれない程度の大きさに写す事が出来る。ボーグに比べてコントラストは低めだけど天気が良くて
ISO感度を下げられればもう少しはまともな絵が得られるのかも知れない。

さあ、困った。やっぱりこんな長いのはちょくちょく使うわけには・・・・・・・・・で、振り出しに戻る。
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by afuroyan | 2010-10-25 22:19 | Photo Equipment | Comments(4)
Commented by sakura-blend at 2010-10-26 20:04
TC-16A遊び、たのしそう♪
鳥屋さんのTC-16A改造話もおもしろくて、いろいろと読んでしまいました。 ^^
うちにあるKYOCERA 230-AFにもAFコンバーターなるものが存在するそうです。
Commented by FSX at 2010-10-26 22:42 x
デジならコントラスト多少低くてもなんとかなりますね。
うちのルビナーも出番が無い…。
Commented by afuroyan at 2010-10-27 21:44
sakura-blendさん、どうもです。
僕、長くても無限遠(光年単位)にピントを合わせれば良いだけであとは追尾のことしか
頭に無かったのですが、鳥屋さんはAFも考えなければならないし、
高機動な追尾もしなければならないようでホント勉強になりますね。
KYOCERA AFコンバーター? ヤシノンやツァイスがAFで使えるなんてちょっと・・・
Commented by afuroyan at 2010-10-27 21:53
FSXさん、写真室拝見しました。
M42なんですね。無限遠の調整もピントゴムを
ペロッとめくれば簡単ですからデジ一でも使ってあげて下さい 。
天気が良ければ結構面白い絵が取れるのでは?
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