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いこらいず
やっぱりで作ったオペアンプ2パラのアンプでJBLの2450J(2インチスロートドライバー)と2385A(バイラジアルホーン)の
コンビを鳴らしている。OPA2604 だと出力電流は35mAだから16Ω負荷だと(35mA×2)×(35mA×2)×16Ω/2
(…電流は最大値なので)で39.2mW。ミリワット!。これでも、狭いお部屋なら充分な音量が得られる<(_~_)>

さて、やっぱりおれはで、このバイラジアルホーンのイコライジングに使う、アンプ外側に付加できるイコライズ回路を作ったが、
あまりにもあり合わせの状態だったのでやり直すことにした。
JBL純正のチャンデバ.M553の取説の5ページを見ると「CD horn pre-emphasis」という項目になっていて80シリーズ
(2380Aなどの型番80代のホーン)を補正するゲイン特性が細かく書いてある。-4dB at 2kHz and +6dB at 20kHz と
なっている。つまり、中域を10dBつぶすということ。そして、カットオフは5kHz。面倒なことを考えるのは得意ではないので
ミリワットアンプの中に組込む。
いこらいず_f0125367_22274418.jpg

入力抵抗47kΩなので10dB落とすためには、100kΩのシリーズ抵抗(⇒20×log(47/(100+47))≒-10〔dB〕)。
100kΩがシリーズなのは、ちょっと気が引けるけど、ミリワットアンプの基板をはがして、入力抵抗を取り替えるのは
ちょっと面倒(2度目)なんで、この定数で行く。コンデンサはカットオフ5kHzなので300pFを100kΩにパラえば
良いのだが、手持ちの関係で330pF。カットオフは4.8kHzほどになるけど大きな問題はないと思う。

聴けば良い良い。自画自賛モード。奥行き感が良く出るようになったし、心なしか鳴り方が静かになった気がする。
もっとも、アンプ側の入力抵抗との組合せで100kΩのシリーズ抵抗は小さく出来るし、入力抵抗の値を増減すれば
中域をつぶす量を調整することも可能。・・・なんだかまた、あり合わせになっちゃったけど、アンプ側と合わせて
今度はちゃんとニッコームとSE(笑)辺りを奢ってみたいなぁ(大泣
by afuroyan | 2010-07-26 23:00 | audio | Comments(2)
Commented by bmwk_rs at 2010-07-28 05:59
> 聴けば良い良い。
う~ん、こういうのを見ると、自分のシステムに悩んじゃいます。
暑苦しくて...
省エネモードで環境に優しく夏でも涼しい。
しかも音が良いって、私はどうすればよいのでしょうか~
Commented by afuroyan at 2010-07-28 20:27
bmwk_rsさん、毎度どうもです<(_~_)>
> 聴けば良い良い。
素人の自慢話だから?5割引で(笑  何度も付けたり、はずしたりをしているのでハンダがおイモのテンプラですね。
去年、2A3が暑(熱)かったので、今年はこれです。出力は足りるのでしょうか?
さっき、あのオシロ.で観てみました。普段聴いている、ボリウム位置でテストCD、16kHz(中域はつぶしているので)、0dB(フルスケール)を再生するとクリップします。ボリウムをその位置から7dB絞ると目視クリップ無しとなります。この時2.2Vppなので、16Ω負荷だと38mWで良いところです。まあ、16kHzのフルスケール(16bit全部立つ)の信号が入っている音楽CDなんてまず無いんで善しとしています(-7dBFsまで)。本当はバッファーを仕込んで200mAくらい流せると良いんですけどこの辺で。モチロン、ヘッドルームも沢山あれば良いのでしょうけど、このアンプは残留ノイズも極小で(オペアンプなんで)気楽なもんです。
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