はるさい
春の祭典
あまりにも有名なストラヴィンスキーのバレエ音楽。1913年の初演の騒動は様々な文献に記されている。
荒々しいバーバリズムや複調(多調)的な響、けたたましい不協和音。また、異様な楽器法。今でこそもう、
「古典」と言っても良いが、当時は大変なセンセーショナルであったことは想像に難くない。実は今でも「あん
なのは音楽でない」と言ってはばからない人達もいるのだ(笑)。また「ハルサイ越え」みたいなスラングを
どっかのオケで聞いた事がある(あの人、ハルサイ越えしたの? まだみたい・・・ふふふ)。
まあ、ディズニーの「ファンタジア」では地球創世期~恐竜の時代のエピソードで使われていたりして、
この頃(1940年!)にはもうすでに、ポピュラー名曲になっていたのかも知れない。
複雑なリズム構造が特に有名でもあり、ほとんど1小節毎に変わる「変拍子」は特に有名。
f0125367_224938.jpg
(まだ、パブリック・ドメインでないので斜めのこんな画像でカンベン)
5/16の次は2/8、3/16、2/8、5/16と拍子はめまぐるしく変わる(第2部 生贄の踊り)。こんな、複雑な
譜面面(ふめんづら)だから、指揮する側も、演奏する側も時として事故る。岩城宏之が中断した話は
有名だし、カラヤンがその岩城宏之に「どうやって振るの?」と相談しに来たなんてエピソードもウィキ.に
載っていたりする。以前、ある指揮者が指揮するのを見たけどココの変拍子はただの縦振りで楽器の出だしの
サインだけ出していた。それでも中々の演奏だった。時代が経て十分消化されてきたということだろうか?
いずれにしてもスコアリーディングには最適な名曲。モチロン譜面を読まない人も必聴の面白い曲だ。
[PR]
by afuroyan | 2009-05-25 21:29 | music | Comments(2)
Commented by bmwk_rs at 2009-05-26 05:55
オーディオ向けにも楽しい曲ですね!
楽譜を読めない私がナマ言ってもいけないのですが変拍子は好きです。
ていうか、楽譜にすると難しい?素人の浅はかな戯言ですが。
楽譜の無い音楽、例えば各地の民族音楽とかは、楽譜にすることが困難であったり、楽譜にすると難曲になったり。
ある意味、規格外の音楽ってありますよね~
ハルサイは、規格内から生まれた規格外の音楽かも。
Commented by afuroyan at 2009-05-26 23:38
bmwk_rsさん、実は楽譜にすることが困難ということが今、大問題なんですよ。
つまり非西欧の文化を西欧の文化圏の記譜法でクオンタイズ(Quantize)してしまうと言うことがいかに野蛮な行為なのかをアチラの人達は理解できないそうなのです。
そういうことを考えると「変拍子」って周期性(帰納性)も無かったりして四角張った西欧型合理性から抜け出るための前進的な試みなのかもしれません。

<< たこねこ たーたーたたた >>