ぷるちねるら
朝、アメリカからの荷物が届いた。この通関の大変(GW、新型インフル.等)な時に中5日で届くのは
早いのか遅いのか?は判らないけど頼めば届く世の中になった。
ジャケット上、ドメニコ・ガロ(Domenico Gallo)の12のトリオ・ソナタ集。おそらくはこの録音しかない。
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最近、バーンスタイン、イスラエル・フィルのプルチネルラを聴いていた(下のジャケット・火の鳥とカップリング)。
1947年版。奥行きの良く判る録音で、耳タコが出来るくらい聴いたかもしれない。
ストラヴィンスキー新古典主義音楽時代を代表する作品で、もちろん下敷きがある。ペルゴレージやこのガロ
などの作品が引用、いや素材として使われている。で、その素材となっているこのガロのトリオ(急・緩・急の
3楽章)・ソナタ集をなんとしても聴いてみたかったのだ。
1番目のソナタの第1楽章からしてプルチネルラのSinfoniaそのものだ。原曲はヴァイオリン2とチェロ1と
チェンバロ1だけだが、それをストラヴィンスキーは室内オーケストラにまで拡大している。
リズムや和声はもちろんストラヴィンスキー風だが、春の祭典のような複調的な響きは無く、簡素でありながら
十分にモダンな感じに仕上がっている。ソナタを聴き進めて行くとどんどんプルチネルラと同じフレーズが出てきて
殆どそのままオーケストレーションし直している箇所や、フレーズ(動機)だけ「何か似ているなぁ?」と思う
ところがあったりして中々面白い。対応表を作ろうと思ったが、他にも素材としている作曲家がいるのでちと大変。
作曲時にストラヴィンスキーが図書館で楽譜漁りをやっていたのかと想像してみると、これまた面白い。
今で言うカヴァーだけど、そこは超一流なので耳タコが出来るほど聴けるのも、またうれしいものである。

追補:ガロのソナタを聴き進んでいくとストヴィンスキーが素材とした部分が判ってきた(1947年版)。

プルチネルラ
⇒ガロのトリオ・ソナタ

1.Ouverture:Allegro moderato
⇒No.1    ト長調   第1楽章
3.a)Scherzino
⇒No.2   変ロ長調   第1楽章
3.b)Allegro
⇒No.2   変ロ長調  第3楽章
3.c)Andantino
⇒No.8   変ホ長調  第1楽章
8.b)Finale:Allegro assai            
⇒No.12    ホ長調   第3楽章

となっているらしい。



引越し以来どこ行ったかなぁ??と思っていたこんな本が出てきたよ~♪
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たのしGW…
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by afuroyan | 2009-05-02 23:12 | music | Comments(4)
Commented by bmwk_rs at 2009-05-03 07:12
びっくり、偶然ですねー
私も昨日、この本を見ていたのです。
ブログに載せようと写真まで撮ったのですがー

GWはプログレで過ごしましょう!(爆)
Commented by scanandyou at 2009-05-03 18:40
素敵な余暇の時間…いいなあ~。
「ペトルーシュカ」なら馴染み深いけど
「プルチネラ」の方はしばらく聴いていませんねぇ。
どこかにあるはずだから、CD棚を探してみます。
ガロはとても珍しいですね。
Commented by afuroyan at 2009-05-03 23:54
bmwk_rsさん、お先にネタをいただき、すいません<(_~_)>
今日、Cosmic Jokers、ASH RA TEMPELだのKlaus Schulzeだのを聴いていたので
脳みそが少し痺れています。特に最後の「Irrlicht 」はマズカッタ。
Commented by afuroyan at 2009-05-04 00:01
scanandyouさん、僕も実は「なんだ新古典か~」とバカにして聴かなかったのですが
ちょっと聴き出したら面白くてしばらく聴いていました。僕、CDの解説を読んで初めて「ガロ」なんて
作曲家を知りました。イタリアのウィキ.でも数行しか書かれていないので、
忘れられた作曲家なのでしょうか?ストラヴィンスキーアレンジの
バロックソナタ集といったところですが結構楽しく聴けます。

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